interview クラフトウイスキー産業発展への貢献から、製品プロダクトに注ぐ哲学について、創業者ロバート氏にテイスティングをしながらお話を伺ったKOVAL創業者 ロバート・バーネッカー氏 × ウイスキー評論家 吉村 宗之氏

 

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吉村氏: はじめまして、ロバートさん。
日本にようこそいらっしゃいました。どうぞよろしくお願いいたします。

ロバート氏: はじめまして。こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

吉村氏: まず初めに、なぜこの業界に興味を持たれるようになられたのですか?

ロバート氏: 元々、実家がワイナリー兼蒸留所で、子供の頃から両親の手伝いをしていました。その影響がとても大きいです。

吉村氏: そのことは、現在のお仕事に影響を与えていますか?

koval対談image2ロバート氏: はい、幼少期の原体験は、少なからず役立っています。
そのような環境で育ったからこそ、小規模ながらも丁寧な仕事をするクラフト産業を誇りに思うようになったのです。
またKOVALのスピリッツはその香り高さが特徴です。
私の実家ではフルーツを使ったスピリッツを製造していたのでそうしたことも大きな影響を与えています。

吉村氏: ではその頃から自身の蒸留所を立ち上げられたいと思っていたのですか?

ロバート氏: いえ、実は蒸留所を立ち上げるまで全く別のことをしていました。
もちろん父の仕事は手伝っていましたがそれよりもサッカーなどしてあそびたかったですし、大学では経済学を専攻し、その後アメリカのオーストリア大使館で副報道官として働いていました。

koval対談image3吉村氏: ではKOVALを立ち上げられたきっかけというか理由というのはなんだったのでしょうか?

ロバート氏: ウイスキーがとても好きだったのはもちろんですが、やはり幼少期の経験より一つ一つ丁寧にスピリッツを作り上げていくことを誇りに思っていました。
又、全く新しいスピリッツを自分自身でゼロから作りたいという思いがあり安定した仕事を離れ、2008年、妻・ソナットの生まれ故郷であるシカゴに蒸留所を立ち上げました。

吉村氏: シカゴでは今クラフト産業がさかんだと聞いています。
その中でもロバートさんは様々な方と活動をされているようですね。

ロバート氏: 私はこの5年近く、蒸留酒製造を志す2,000人もの方たちに、講演や実技演習などを通した支援活動を
精力的に展開してきました。それと並行し、2008年にKOVAL蒸留所を設立し、
これまでに培ってきた経験やノウハウを生かし、最高のウイスキーをつくることに全力で取り組んでいます。

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吉村氏: KOVAL蒸留所では、世界でも珍しいハイブリッドスチルを使って蒸留を行っているそうですね。
この蒸留器についてご説明いただけますか?

ロバート氏: これは伝統的な単式蒸留器と、近代的な連続式蒸留機とを組み合わせたような蒸留機です。
あらゆるスピリッツを蒸留することができるうえ、より豊かなフレーバーを生み出せるよう、独自の改良を加えてあります。
日本ではハイブリッドスチルをワイナリーで採用する事例はいくつかありますが、ウイスキー生産を中心とした蒸留所での採用は、KOVALが世界初です。

吉村氏: ロバートさんのハイブリッドスチルは、ヨーロッパでもっとも有名な蒸留所のひとつ、ヨーロッパの方からきてるとお伺いしております。

ロバート氏: はい、その通りです。もともとの蒸留器のアイディアはコーテ蒸留所からです。
おかげさまで、Wisky Advocate誌の「世界のクラフトディスティラーズ トップ10」のひとりに選ばれ、大変誇りに思っています。

koval対談image5吉村氏: アメリカだけでなく、ヨーロッパでもロバートさんの技術が評価されたわけですね。
そのような確かな技術に裏打ちされたKOVALウイスキーですが、なにか独自の特徴があれば教えてください。

ロバート氏: まずは第一に、すべての原料をオーガニック、しかも「コーシャ」にこだわっている点でしょうか。

吉村氏: コーシャといえば、ユダヤ教で定められた食べ物のことですね?

ロバート氏: そうです。一片のケミカルな成分も含まない、オーガニック・最高級素材に限定してします。
そのように取り決めた理由は、最高のスピリッツというのは最高の原材料からくるといった考えの基です。

吉村氏: なるほど、KOVALはコーシャ認定のウイスキーなんですね。他にもありますか?

koval対談image6ロバート氏: 現段階では日本市場向けに4種類のウイスキーを製造していますが、そのうちのひとつはキビを
原料にしたミレットウイスキーです。これはウイスキーの原材料として採用されたのは世界初になります。

吉村氏: ハイブリッドスチルやミレットウイスキーなど、新しい試みを続けるKOVALウイスキーには、本当にわくわくされっぱなしです。
本日はどうもありがとうございました。

ロバート氏: どうもありがとうございました。

 
 
 


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